4回目となる「iPad」シリーズ紹介、今回は満を持して「iPad Pro」の登場。iPadシリーズ最高スペックを誇るiPad Pro(2020)を今回もデータからスペックを読み解いていこう。
こんな方におすすめ
- 「iPad」と「iPad Pro」の違いを知りたい
- iPad Proでどんなことができるのか知りたい
- クリエイティブに必要なタブレットが欲しい
尚、過去のiPad(第8世代)の記事とあわせてみていただけると違いが分かってくると思うのでよかったらどうぞ。
-
【コスパ最高】iPad(第8世代)のスペック解析!買って損なし。
最近ブログ執筆作業で、パソコンに向かい合う機会が激増。さらに最近では、カフェなどに持っていく機会も増加。ということで持ち運びに便利なタブレットであるiPadの購入を検討。その中でも一番価格が抑えられて ...
続きを見る
iPadの詳細スペック
ディスプレイサイズ | 2種類(12.9/11インチ) | ||||||||||
本体サイズ(高さ×幅×厚さ) | 280.6×214.9×5.9mm(12.9インチ)
247.6×178.5×5.9mm(11インチ) |
||||||||||
重量 | 641g(12.9インチ)
471g(11インチ) |
||||||||||
スペック | A12Zチップ | ||||||||||
カメラ | 12MP広角カメラ&10MP超広角カメラ | ||||||||||
バッテリー | 最大10時間 | ||||||||||
コネクタ | USBーCコネクタ | ||||||||||
セキュリティ | 顔認証 | ||||||||||
カラー | 2色(シルバー、スペースグレイ) | ||||||||||
値段/容量 |
|
||||||||||
その他 | ディスプレイ加工あり
4つのスピーカー搭載 |
※データはすべてWiFiモデル
注目ポイント
サイズ感
今回のiPad Proは2サイズ展開。11インチはiPad Air4とほぼ同じサイズで作業をするには十分すぎるサイズ感。またAir4ほどではないが軽量化に成功しており、iPad(第8世代)よりもディスプレイが大きいのに、軽いという理想を実現。一方12.9インチモデルは、存在感が圧倒的。ほぼ13インチのそのボディは大きめのバッグじゃなきゃ入らないし、入れてもバッグの中でも主役級の存在感。またProの性能を存分に生かすにはキーボードやケースが必要になってくるので、トータルで表すとノートパソコンとなんら変わりの無い重さになってくる。
スペック
処理速度にあたるチップは「A12Z」搭載。こちらのチップはiPhoneXSやXRで使っていた「A12」チップをiPad Pro用に改良。おかげで何をするにしてもサクサク動くし、大画面での作業の効率化を実現。ウェブブラウジングから読書や画像編集、さらには動画編集まで問題無くできてしまう、まさにスーパーハイスペックiPad。
カメラ
こちらは12MP広角カメラと10MP超広角カメラのデュアルカメラ搭載。タブレットで写真撮る人なんていないって思うかもしれないけど、逆にここまでハイスペックなカメラを搭載すると、これで撮ってそのまま編集ができるという、一台二役できてしまう。カメラの仕事を奪い取った罪深いiPad Pro。
コネクタ
USB-Cコネクタが搭載されているおかげで、データ転送が捗る。これで外部ストレージでデータ管理可能に。128GB買った人でも簡単に容量を用意することが可能。こうすることで、128GBの購入ハードルを大幅に下げてきている。また1TBでも容量が足りなくなる猛者にはきっとありがたいだろう。
セキュリティ
次世代セキュリティのFace ID(顔認証)によるロック解除は爆速で正確。これで最大1TBのデータはしっかり守られる安心設計。
カラー
今回は2色展開と少なめ。スペックが高すぎて人を選んでしまう為、色でも人を選んでいたら在庫が余ってしまう点を懸念したApple。妥当。
容量
カラー展開が少ない分、容量は4種類と多め。ライトユーザー向けの128GBからヘビーユーザー向けの1TBまで、幅広い客層に向けての大幅展開。
値段
少なくても約10万円する値段をどう見るか。さすがにここまでハイスペックなら、むしろ10万は安いとも感じるし、そこまで求めていないって人には高く感じるだろう。いづれにせよ、この価格は心身が試される。
おまけのディスプレイ加工と4つのスピーカー搭載
もはやお馴染みのディスプレイ加工。特にProはイラストレーターの方も多く利用することが予想されるので、ここでようやく真価が発揮されたディスプレイ加工。さらに4つのスピーカーは臨場感あふれるサウンドを常に提供してくれるので、外部スピーカー買いたくないけど、いいスピーカーで音を聞きたい人にはオススメ。
スーパーハイスペックすぎて人を選ぶタブレット、「iPad Pro(2020)」。
動画撮影から編集、鑑賞までコレ一本で完結。
カメラが綺麗で編集するにも問題の無いスペック、さらにはディスプレイも綺麗ときたら、それはもうYouTuberになりたくなるこの一品。むしろその作業をiPad Proだけでこなすことができるなら安く感じてしまう。
ここまでハイスペックいらんと言われたらそれで最後。
私には必要ないと言われたらそれで最後の本作品。正直これを100%使いこなすのは、バリバリにクリエイティブする一部の人間のみ。それ以外はこのiPad Proは持て余すことだろう。
クリエイティブな仕事をする人向けのiPad
こちらの価格は安くても10万円となっているので、初心者には近寄りがたい存在。また初心者じゃ使いこなせないスペックにもなっている。ということでこのiPad Proは第一線で活躍するクリエイティブな仕事をする人向け。そしてiPadシリーズはこれからもどんどん進化していくと思われるので、今後のiPad市場から目が離せない。