前回iPadの詳細スペックについて記事にさせてもらったが、今回はその似て非なる「iPad Air4」について調べ上げた。iPad選びにおいてこのAir4を野放しにしておくワケにはいかないので、今回も詳細スペックを取り上げた後にどんな人向けのiPadなのかを確認していきたい。
こんな方におすすめ
- 「iPad」と「iPad Air4」の違いを知りたい
- iPad Air4の購入を検討中
- ハイスペックタブレットをどこでも使いたい
尚、前回のiPad(第8世代)の記事とあわせてみていただけると違いが分かってくると思うのでよかったらどうぞ。
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【コスパ最高】iPad(第8世代)のスペック解析!買って損なし。
最近ブログ執筆作業で、パソコンに向かい合う機会が激増。さらに最近では、カフェなどに持っていく機会も増加。ということで持ち運びに便利なタブレットであるiPadの購入を検討。その中でも一番価格が抑えられて ...
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iPadの詳細スペック
ディスプレイサイズ | 10.9インチ |
本体サイズ(高さ×幅×厚さ) | 247.6×178.5×6.1mm |
重量 | 458g |
スペック | A14チップ |
カメラ | 12MP広角カメラ |
バッテリー | 最大10時間 |
コネクタ | USB-Cコネクタ |
セキュリティ | 指紋認証 |
カラー | 5色(シルバー、スペースグレイ、ローズゴールド、グリーン、スカイブルー) |
値段/容量 | 69,080円/64GB
87,780円/256GB |
その他 | ディスプレイ加工あり |
※データはすべてWiFiモデル
注目ポイント
サイズ感
こちらのAir4のディスプレイは10.9インチという大画面を施しながらも、重量458gという軽さを実現している。これは前回取り上げさせていただいた、iPad(第8世代)よりも画面を大きく、そして重量を軽くしているのだ。ここから見て分かるように持ち運びに特化したiPadと言える。普通、重量を軽くしようとすると画面サイズを削るのがセオリーだが、Air4はそんなセオリーを覆してきた。
スペック
処理速度にあたるチップは「A14」チップ搭載。このA14チップはiPhoneでいうと、「iPhone12」シリーズと同じである。最新のiPhoneと同じ処理速度をしてくれるので、そのスペックの高さは言わずもがな。何をするにしても現時点で、過去最高の処理速度を実現してくれる。
カメラ
Air4は12MP広角カメラを搭載。こちらのカメラはiPhone6s~SE(第2世代)やXRと同じものとなっている。最大5倍のズーム機能と手ぶれ補正、さらには絞り値が小さくなっているため暗所撮影に強くなっているという付加価値モリモリのカメラ。タブレットにここまでのカメラを求める人も多くないが、付いていて損はないくらいの仕上がり。
コネクタ
皆様お待ちかね、USB-Cコネクタの登場。Apple信者が口を揃えて言うLightningコネクタの廃止がここで実現。これによりデータ転送や充電の速度も上がる。さらにはハブなどで拡張が可能になったため、iPadでできる可能性を大幅に広げた。
セキュリティ
こちらはお馴染みの指紋認証。と思ったらそれは違う。このAir4の指紋認証はいつもの指紋認証ではない。iPad(第8世代)やiPhoneシリーズではホームボタンに指紋認証が搭載されているが、Air4にはそもそもホームボタンが存在しない。ではどこに指紋認証が搭載されているのかというと、トップボタン(電源ボタン)である。本体上部の側面にあるボタンに搭載されていることにより、従来の感覚で指紋認証ができない。これが使いやすいかどうかはわからないが、きっと慣れる。ハズ。
カラー
今回は5色展開。老若男女に加え、個性派の方に向けてグリーンやスカイブルーもラインナップに追加されている。売れているかは知らないが、人と被りたくない人向けには重宝されるであろう。
容量
今回も2種類の容量が準備されているが、iPad(第8世代)に比べ、それぞれ一回り多くなっている。64GBと256GBの二つになったため、基本的には困らない容量サイズとなっている。
値段
容量がそれぞれしっかり用意されているため、必然的に値段も高騰。初心者の方には手が出しずらい値段となった。とはいえ、最新スペックやコネクタ、持ち運び特化のサイズ感、十分な容量と贅沢な機能を揃えているので、当然と言えば当然。
おまけのディスプレイ加工付き
ホントにおまけ程度のオプションではあるが、こちらのAir4には、ディスプレイ加工がいくつかされている。フルラミネーション加工などがされていることによって、Appleペンシル等で文字や絵を描く際に画面とペン先の感覚が近くなり、書きやすさがアップする仕様。でも考えてみれば、がっつり絵を描く人はそもそもiPad Proを選ぶのでAir4にはそこまで期待されていないと思う。だからおまけ程度。
いつもどこでもハイスペック、iPad Air4。
ここまで見て頂けたら、iPad Air 4のハイスペックっぷりが分かったと思う。10.9インチという大画面を持ち運ぶことができ、且つ最新チップやコネクタなどによる高機能を実現しているタブレットはこのAir4しかない。しかしその分、値段も上がってくるので初心者の方には少し向かないのかも。また容量も莫大にあるわけでもないので、iPadヘビーユーザーの方にも少し不向き。iPadに慣れていて、ちょっぴりイイモノ買おうとしたらきっと、このAir4にたどり着くだろう。