自分は剣道を17年間続けたり、結婚式場でアルバイトしたりと、
幾度となく緊張する場面と遭遇してきた。
そんな中、自分の経験たちを踏まえたうえで、
緊張が生まれる原因について考えてみたい。
こんな方におすすめ
- 本番で緊張しやすい
- 人前が苦手
- 本番で力を発揮したい
緊張は絶対にするもの
まず緊張というものは、どうがんばっても無くすことはできない。
もうコレは人間の生理現象みたいなもんで、
緊張しない人間は存在しない。
「緊張しない」はウソ
「オレ本番でまったく緊張しないんだよね~」
とか言ってる自称「無緊張」のイキリプレイヤーは
強がっているか、緊張に気づいていないポンコツのどちらか。
本人がどう言っても、身体のどこかしらは緊張で固まっている。
なので信憑性は無く、相手にする必要はない。
緊張しないように頑張るよりも、
緊張と上手く向き合うことが何より大切。
緊張の原因を探る
緊張を軽減するにはまず、自分がなぜ緊張しているかを探る。
これができるかどうかで、
気持ちがラクになれるか否かが変わってくる。
緊張の原因は恐怖から生まれる
緊張には個人差もあって一概には言えないけど、
多くの人に当てはまるであろうことを紹介していく。
そしてその緊張の多くは恐怖から生まれるものであって、恐怖を自分で分かってあげることで緊張の緩和に繋がるから、しっかり解明していく。
原因①未経験への恐怖
これは特に初めての挑戦の時に現れやすいんだけど、
未だ経験の無いことに関しては強い恐怖心がうまれる。
その恐怖心がやがて緊張に繋がる。
【体験談】結婚式場のアルバイト時代の話。。。
コレは自分が大学生の頃に結婚式場でアルバイトしていたときのハナシ。
言わずもがななんだけど結婚式場って、
キラキラした空間にキラキラした衣装を着た人が集まる、まさに非日常の空間。
そんな中、自分は大学1年のバキバキの若造で初出勤。そこで接客をしようとするとどうなるか。
そう、緊張しまくって仕事にならない。
その緊張はなんで引き起こるかというと、
未知の世界すぎてこの後、なにが起こるか分からないから。
このキラめいた空間で、どういうイベントがあってどういう人が動いて、どんな雰囲気になるか分からない。
だから予想がつかず、怖さに繋がる。
それがやがて緊張となる。
コレがもし、どんな流れかだけでも掴めたら、
予想がある程度ついて怖さが無くなる。
そうなったら緊張も0に近くなる。
ちなみにこの結論に至ってから、
自分は結婚式場のバイトで緊張度1%まで落とせた。
緊張しすぎてハデにやらかした体験談は以下の記事にて赤裸々に述べているので、ぜひ見て頂きたい。
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原因②置かれている環境への恐怖
原因の二つ目は環境的なハナシ。
緊張している場面で自分がどんな環境にいるのか、そこから緊張は生まれていないか考えてみる。
見ている人が多い場合
大会やプレゼンの場で見られている感覚が大きければ大きいほど緊張はしやすい。
コレは自分が前にでてプレイしている以上避けられないので、腹をくくるしかない。
見ている人に圧がある場合
見ている人が少なく、もし一人だとしても、
その一人が恐怖に感じるくらいだったら緊張に繋がる。
自分の場合は高校時代の顧問がそうだった。
やらかしてもやらかさなくても結局怒られるから、恐怖にしばられ緊張が生まれる。
コレは緊張とかの問題では無く、その人に対する苦手意識から生まれる。
雰囲気の問題
簡単に言うと、場の雰囲気に飲まれるということ。
コレが割と厄介で、同じ競技や同じ内容のプレゼンをしようとしても、その場の雰囲気によって緊張の度合いはかなり変わってくる。
剣道の場合、試合慣れしている人でも段審査になると驚くほど緊張している人も少なくない。
あれは審査会の独特な雰囲気があるから。
プレゼンみたいな発表会も同じ。
同期に説明するのと上司や取引先に説明するのとは雲泥の差。コレは雰囲気によるものなんだ。
原因③過程への恐怖
最後は、本番までの過程の部分に対しての恐怖。
例えば部活の練習だとか、プレゼンの資料の作りこみや発表練習などが家庭に値する。
コレが案外、見落とされがちな部分であるのでしっかりと振り返ってほしい。
全く準備していない上での緊張
ほぼ準備せずに本番を迎えてしまった人間の末路。
不安と恐怖が押し寄せて、緊張に潰される。
失敗するべくして失敗するから、
もはや本番どころでは無く、話にならない。
とはいえ、準備できないときもある。
そういうときは99%失敗するから、
逆に開き直って腹をくくるしかない。
準備しすぎた上での緊張
これも良くない。
本番前に2時間以上、なにもしない時間が生まれたり、
大会や試合前に練習しすぎることもコレに値する。
感覚で言うと150%の準備で、
必要のないことまでやってしまうパターン。
完璧すぎるくらい準備すると、
自分の脳内で勝手に完璧に進むと思ってしまって油断する。
そうなるとイレギュラーが起きた時に一瞬で緊張の並みが押し寄せる。
どんだけ準備しても失敗はあると分かっているのに、
心のどこかで大丈夫だろうと思い込んでしまう。
そうなってくると土壇場で緊張して頭回らないから、準備しすぎるのもNG。
原因を知ることで気持ちをラクに
以上が緊張の原因である3つの恐怖。
緊張に対して、無理に抑えようとすると効果も少なく逆効果になる場合もある。
それを無くすためにも今回は緊張の原因である恐怖を、まず紹介させてもらった。
この記事を見てくれた人が、
緊張と上手く向き合って少しでも結果が残ることをお祈りしている。
対策についてはまた、別記事にて紹介させていただく。