いきなりですが皆さん。話を聞いていて、
「この人の話、長えな。。。」と思ったことはないだろうか。
自分はある。500万回くらい思ったことある。
ということで今回は話の長い人について研究してみた。
こんな方におすすめ
- 身近に、話が長い人がいる
- 話しているのに相手に聞いてもらえない
- 長い話を聞くことが苦痛
話が長い人の特徴
まず話が長い人の特徴を考えてみる。
自分の経験からして、
話が長い人にはいくつか理由がある。
話が長い人の特徴
- 相手のことを考えていない
- 話が一方通行
- 話が面白くない
相手のことを考えていない
話が長い人は、相手の状況や気持ちなど、
聴き手のことを考えていないことが原因の一つ。
相手のことを考えないとその話自体、聴いてもらえず、
意味のないものとなってしまう。
【体験談】高校時代の剣道部だったとき・・・
ここからは自分が高校生の頃の体験談。
剣道部に所属していて、練習試合に参加させてもらった時のこと。
剣道の練習試合って練習試合の後に全員でえげつない量の稽古をして、
最後に正座をして面をとって先生の話を聴くっていう、
剣道知らない人にとってはワケわからんタイミングがある。
その時にホントに長っがい話をする人がいたんだけど、
その人の話がまぁ頭に入ってこない。
生徒一同「このおっさん、話なっが。はよ終わらして。」
こちとら、えげつない稽古して疲れて水分補給したいし、
なんなら正座してるから足しびれて、話どころじゃない。
でもその先生は、指導することに気持ちよくなっちゃってるから、
それに一切気付かない。
こういう風に状況と相手のことを考えないと、
そもそもその話自体、聴いてもらえず、
意味のないものとなってしまう。
「先生が話ししてくれているのに失礼だろ」は先生側のワガママ
こういうこと言うとたまに、
「先生がせっかく話(指導)してくれているのに失礼だろ」とかいう、
これまたワケわからんこと言ってくる人がいる。
結論から言うとコレは「権力を駆使したワガママ」である。
そもそも先生が話すってことは生徒は聞いているワケ。
生徒は指導してもらっていることに変わりは無いんだけど、
先生は生徒の時間をいただいて話を聞いてもらっていることにも変わりない。
それを先生だからと言って、生徒の時間を無限に奪っていいワケがない。
これは先生という「権力」を駆使したワガママでしかない。
本来、先生のあるべき姿は、
限られた時間の中で分かりやすく指導すること。
あるいはそれに努めること。
それを放棄して、しゃべりたいことをしゃべる先生はポンコツだから、
生徒は早いうちに見限ってイイ。
話が一方通行
話が長く感じられる人の特徴として、話が一方通行ということがある。
よくあるのが、ずーっと同じ人がしゃべっていることがあると思うんだけど、
それが話の一方通行の一つの原因。
聴き手からすると、退屈で地獄でしかない。
聴き手からすると「聴く」という行動しかしていないから、自然と退屈させてしまう。
これができてないと、話より退屈が上回って、
話が長くないのに長く感じ取られてしまう。
話がうまい人はリアクションを促している
話がうまい人たちはみんな、聴き手のリアクションを程よく促している。
手を挙げさせたり、直接答えさせてみたりと、
聴き手を退屈させない工夫をナチュラルにしている。
よくあるのが校長先生の話
誰もが一度、校長先生の話って聞いたことあると思う。
校長先生の話って、9割がた一方通行の話し方。
校長先生が話続けて、それで終わり。
そして聞いている側の自分たちは退屈の一言で終わらせてしまう。
一方通行の典型的な例。
話が面白くない
もはやシンプルにコレ、話が面白くない。
話の受け取り方や感じ方には個人差があって一概には言えないけど、
話が長く感じるってことに共通なことは「面白くない」こと。
そして、話が面白くない原因は大きく分けると3つ。
- アドバイスが的外れ
- オチがない
- 自慢話が多い
これができてないと、話が長くないのに、長く感じ取られてしまうという、
謎のジレンマに襲われてしまうので要注意。
アドバイスが的外れ
先生によくあるんだけど、質問と全く違う答えが返ってくること。
聴いている側がホントに欲しい情報じゃないことを言われても、
「え、何のハナシ?」みたいになって、話を受け取ってもらえない。
その時点で、「話、面白くない」レッテルを貼られてTHE END。
オチがない
雑談とかでよくあるけど、結末に「オチ」が無い話は基本的に面白くない。
「オチ」ってのは、聞き手の予想に反する意外性のあること。
これが最後に来ることによって、聞き手にサプライズ要素をもたらし、
結果的に聞き手を楽しませることができる。
「え、終わり?話つまんな。時間返せ。」って思われ嫌われTHE END。
自慢と批判が多い
これが一番地獄。
自慢と批判以上にしんどいものは無い。
特に過去の栄光の自慢話とかしちゃっている人や、
聴き手の知っている人の批判は致命的。
そんな話されたら、
「じゃあ今の自分はどうなの?」って思われるし、
そういうこと言う人は、だいたい大したことない人間だから一瞬で嫌われる。
【まとめ】話が長い人の特徴3選
話が長い人の特徴
- 相手のことを考えていない
- 話が一方通行
- 話が面白くない
以上が話が長い人の特徴3選。
話が長い人の中には、一つ当てはまる人もいれば、すべて当てはまる人もいるだろう。
皆さんの知る、話が長い人はどの原因に値するだろうか。
これを振り返ってみて分析してみてほしい。
そうすることで自らの会話術にも活かせる。ハズ。
話が長いことだけが悪ではない
話の長い人の原因を挙げてみて、カンのイイ人は気付いたかもしれない。
話が長いことが悪ではなくて、話が長いと感じさせてしまうことが一番の原因だ。
もし上で挙げた原因すべてに対処できた話なら、
多少話が長くても、きっと相手は楽しめる。
逆にこの原因を直さないまま短い話をしたところで、
退屈で誰もトクをしない、時間や空間が生まれる。
分析することで自分の経験に
今度、話が長い状況に陥ってしまった場合は、
この3つの特徴を考えながら、
今話している人はどの原因があるのかを観察してみてほしい。
そうすることにより、自分の会話術に活かしつつ、
話が長いことで生まれた退屈で苦痛な時間を、
少しでも楽しんでいただけたら幸い。