自分は大学時代、
結婚式場でバイトを続けて延べ300件以上の結婚式を見てきた。
結婚式を見飽きるくらい経験してきた自分が、
結婚式とは何かという、スーパー哲学的なことを考えついたので書き殴っていく。
尚、この記事を書いて、松井の心は腐っていることが分かった。
こんな方におすすめ
- これから結婚式を挙げる方
- 結婚式を挙げるか迷っている方
- 結婚式に憧れがある方
松井の心は腐りきっている
まず最初に前提なんだけど、これは一個人の意見。
そしてその意見を言っている松井の心は腐りきっている。
ホントにこの年になって、どんどん心は腐っている。
女子たちがキャピキャピ抱く幻想も、
現実を突きつけながら脳内で論破してしまう。
時にはこういう考えも必要だとは思うけど、
それだけだと夢や希望を抱かなくなって、やがて感情が無くなる。
そんなヤツが書いている記事なので、
あくまで一つの意見としてとらえていただきたい。
【結論】結婚式は必要ない
いきなり極論。
自分は大学のアルバイト時代に300件以上の結婚式を見て思った、素直な感想。
とは言えすべての結婚式が必要無いと言っているのではなく、
「○○をする結婚式は必要ない」ということなので、
そう思った理由を挙げていく。
結婚式は必要ない理由
結婚式は必要ない理由
- 「誓い」は茶番
- お金がかかりすぎる
- 時間がかかりすぎる
- こだわろうとすれば無限の沼
- 誰を招待するか問題がある
「誓い」は茶番
こんなこと言ったら神父さんに怒られそうだけど、
挙式の際の、よくある言葉。アレに信ぴょう性も何もない。
3組に一組は離婚
今や日本の離婚率も深刻な問題。
3組に一組は離婚しているらしい、あくまで統計的なハナシだけど。
なのにどんなカップルも「誓います」って言ってる、もはや茶番。
こんな形式上の言葉に全く意味は無いから、
高いお金を使ってチャペルを借りるよりおいしいものを食べるべき。
余談だけど、バイト時代に土日で3組みることなんてザラだったけど、
その土日で一組離婚すると思うとゾッとする。
お金がかかりすぎる
結婚式ってホントにお金がかかる。
自分は料理やドリンク出しをやってたから料理に関するお金はよく聞いてたけど、
一番安くても1万円以上のお金がかかる。高くて2万5千円とか、場所によってはもっといく。
それを一人のゲストに対してだから、呼べば呼ぶほど金額は増える。
これを話すとよく、「ご祝儀で元は取れる」っていう人多いけど、
ご祝儀は飲み代でも飲食代でもない。
そもそもそのご祝儀をだすゲストの8割は、
ご祝儀自体出したくないと思っているから、
高い料理に金をかけるのは金持ちの道楽。
時間がかかりすぎる
結婚式の準備には膨大な時間がかかる。
結婚式場を選ぶところから、当日の会場準備、最後の莫大な金額の清算まで、
いたるところで「幹事」をしなくてはならないからホントに疲れる。らしい。
自分も、結婚式が終わって脱力感に見舞われているカップルをいくつも見てきた。
結婚式でマリッジブルーに
結婚式を前に気持ちが落ちてナイーブになるマリッジブルー現象、略して「マリブル」。
このマリブルは、結婚式の準備が大変すぎて起こる現象。
準備が大変で、本番当日にうまくいかなかったらどうしようと不安になることが主な原因。
特に女性に多く、おかげで式当日に顔色悪くして本番を迎えてしまう方も少なくない。
でもそうなってしまうと、イイ思い出よりツライ思い出の方が残ってしまうし、
それによってこれからの夫婦関係に亀裂が入ってしまっては本末転倒。
時間がかかりすぎるということは、合わせて不安やストレスも大きくなる。
こだわろうとすれば無限の沼
結婚式って式場選びから会場の雰囲気まで無限に選べるから、
際限がない。ホントに沼。
多くの人は式場選びで休みを何日も費やす。
その次に式場の会場選び、ドレス、料理、テーブルクロス、、、
挙げだしたらキリが無いし、選んでたら決めれずに疲れ果てる。
会場づくりも基本的には新郎新婦が用意して当日準備しないといけないから、あればあるほど大変。
そこで旦那さんが準備をしないと、奥さんが怒り、マリブルになり、
夫婦関係が悪くなる。そして結婚式の準備をしなかったことを一生、奥さんに根に持たれる。
そしてまたさらに、夫婦関係は悪化。
世の新郎さんはホントに気を付けた方がイイ、ホントに。
誰を招待するか問題がある
結婚式にはゲストを呼ぶのはもちろんだけど、
そのゲストを呼ぶ基準を決めるのが難しい。
呼ばれなかったゲストの中には皮肉言ってくる人も少なくないし、
またテーブル座席を決めないといけない。
招待すればイイってもんじゃない
お世話になった人みんな呼ぶか、なんて言っている人はスーパー甘ちゃん。
呼ぶ人数が増えると会場のキャパも広がるし、それに伴い料金が増えてしまう。
それに、呼んだ人が増えたところで披露宴の時間は変わらないので、
一人ひとりと話す時間は必然的に減る。
結婚式じゃ話せなかったからまた飲みに行こうなんて二度手間。
だったら最初から飲み会開いた方がラクで経済的。
上司を呼ばないといけない
結婚式には人間関係のストレスが絶えない。
呼ばないといけない上司、これは日本の結婚式の永遠の課題。
呼びたくもないのに呼びざるを得ない、
この日本の風潮がどうかしているけど、
そうは言ってられない人もきっと多い。
呼びたくもないのにお金と時間をかけ、
ストレスを生む結婚式に価値なんてないと思う。
実際、主賓の挨拶が新郎の上司で、
クソほど長い話でせっかくのムードが台無しになることなんてよくある。
もちろん、お世話になっている人で呼びたい気持ちがあるならイイが、
そうでない人はいっそ呼ばないことをおすすめする。
問題を解決すれば結婚式も楽しい
ここまで、腐りきった松井の考えを見てくれてありがとう。
色々な考えを挙げてきたワケだが、
逆に、これらの問題の全てを解消すれば、
その結婚式は大いに開催する価値はある。
「型にハマった」結婚式は必要ない
自分がホントに言いたいのは、
必ずしも、型通りの結婚式をする必要はないということ。
結婚式と言えば、
挙式をして、
高い料理を出して、
上司を呼んで、
やらせたくない主賓の挨拶もやって、
って言うのが日本の結婚式の常識みたいなものが存在するけど、
その常識に一度疑問を持ってほしい。
それは本当にお金と時間をかけてやるべきことなのか。
きっと、そんな型通りの結婚式に価値は無いし、
参加者の誰も求めてはいない。
オリジナリティを出した方がウケがイイ
結婚式に列席した人からしたら、
似たような結婚式は見飽きる。
特に年齢が増せば増すほど、列席した経験は多くなる。
そんな人に型にハマった、セオリー通りの結婚式を見せると、
「またこのパターンね、おもんな」って思われて記憶に残らなくなる。
そうならない為にも、
少しでもオリジナリティをだして型にハマらない結婚式を目指すべき。
そのオリジナリティを考えることが結婚式を楽しむ一つの方法だし、
それを苦労して成功させたその時、本当に結婚式を楽しんだと言える。ハズ。
まとめ:結婚式の常識を疑う
これから結婚式を挙げようと考えている人は、
囚われかけていた結婚式の常識を一度、疑ってみてほしい。
ホントにそのイベントに多くのお金と時間をとっていいものか。
それを考え直して真に必要なことを残し、
それに全力を注ぐ。
そうやって進めることできっと、結婚式が一生の思い出になるだろう。
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