我が松井家では家事を無くすことに全力で、部屋の掃除もロボット掃除機任せ。
できることであればどんな家事も無くしていきたい。
というワケで、今回は一番面倒な「洗濯」を無くすべく、ドラム式洗濯機を検討。
どのメーカーのどの商品がイイのか、ありったけまとめたので、同じ悩みを持っている人の手助けになれば幸い。
こんな方におすすめ
- ドラム式洗濯機の導入を考えている
- 家電が好き
- どのドラム式洗濯機がイイのか分からない
松井はドラム式洗濯乾燥機が欲しい
松井も一人暮らしを始めて2年目に入って、それなりに家事も行なっている。
そんな数ある家事の中で一番しんどいのが、洗濯物。
洗って、干して、乾かして、畳んで。この繰り返し作業が尋常じゃなくしんどい。
しかも雨だったら最悪で、乾くことの無い風呂干し。
これまで松井はめんどい掃除をロボット掃除機に任せるようにしてるし、
カーテンの開け閉めもアレクサに全任せ。
洗濯もどうにかならないか。ならないよな。いやドラム式洗濯乾燥機があるじゃないか。
というワケで今回ドラム式洗濯乾燥機を導入すべく、数ある商品ラインナップの中からどれが自分に合うか考えることにした。
ドラム式洗濯乾燥機は種類が多すぎ
さあ、ドラム式洗濯機を買おう。
と言えど、今や多くの家電メーカーがドラム式洗濯機を出しまくってる状態。
コレじゃどれを買ったらイイか分からん。
またメーカーも毎年、新型と称して前作とほぼ同じ商品をポンポンだしてくるから、顧客はお腹いっぱい。
そして自分も同じく、どれを買っていいか分からない状態。
だったら自分がイチから調べ上げて、まとめてブログ記事化すればイイじゃん?
ということでドラム式洗濯機をまとめることにした。
これからドラム式洗濯機を買おうとしている人の参考になったら嬉しい。
ドラム式洗濯機の種類
ドラム式洗濯乾燥機と一概に言えど、メーカーや商品のつくりによって色々変わってくる。
そこで注目すべきポイントを以下にまとめた。
ドラム式洗濯乾燥機の注目ポイント
- 本体のサイズ感
- 洗濯・乾燥容量
- 乾燥方式
- 細かいオプション機能
順に説明していく。
本体のサイズ感
まずは一番最初に気にすべきがこの「本体のサイズ」。
ドラム式洗濯乾燥機って思った以上に本体のサイズが大きいから、脱衣所にある洗濯機置き場に入らないなんてこともしばしば。
またそこに入ったところで、搬入口である玄関や廊下などで引っ掛かってしまうこともあるので要チェックしておきたい。
せっかく買ったのに家に入れられないなんて、漫才かってレベルで笑いものにされてしまうので、ココは第一優先で考えたい。
洗濯・乾燥容量
洗濯機と言えばこの数字だとは思うんだけど、縦型洗濯機と違うのは乾燥容量もあるということ。
ココで注意したいのは、「洗濯容量=乾燥容量ではない」ということ。
乾燥できる容量ってのは限られていて、だいたい洗濯容量の半分ほどって感じ。
特に家庭で使うには要チェックしておきたい部分。
一人暮らしでも、乾燥容量が多いと一回で済む洗濯量が増え洗濯回数が減って、結果的にラクになる。
置けるサイズであれば、なるべく容量が多いと何かとオトクそう。
乾燥方式
コレがドラム式洗濯乾燥機のキモ。
洗った衣類を乾かすことができるドラム式洗濯機ではあるけど、その乾かす仕組みに大きな違いがでてくる。
ドラム式洗濯乾燥機の乾燥方式には、大きく分けて3種類あって、
- ヒーター式
- ヒートポンプ式
- ヒートリサイクル式
となっている。
説明すると色々長くなってしまうので、以下の表でそれぞれの特徴をまとめた。
乾燥効率 | 衣類へのダメージ | 省エネ性 | 本体価格 | |
ヒーター式 | △ | △ | △ | 安め |
ヒートポンプ式 | ○ | ○ | ○ | 高め |
ヒートリサイクル式 | ○ | △ | ○ | ちょい高 |
おおまかにまとめると、初期投資を抑えてヒーター式を採用するか、頻繁に使うことを前提にし光熱費を抑える狙いでヒートポンプやヒートリサイクル式を採用するかで大きく分かれる。
ココは生活スタイルや人数に合わせて、各々考えてほしい。
また「一回の洗濯・乾燥でかかるコストは○○円」と各メーカーのホームページ書いてあるけど、設定している水道代や光熱費がメーカーによって違ってくるから、「消費電力量」を注視してほしい。
細かいオプション機能
ここまで決まったらあとは細かい項目をチェックするだけ。
一応整理すると、
- 開閉方向
→開閉方向によって作業効率が上がる。なるべく壁側であったり、利き手と反対にするとイイ。 - 運転音
→マンション済みの人や小さなお子さま連れの人は気にするべきかも。基本的に50dbを超えるとうるさいレベルになる。 - 洗剤・柔軟剤自動投入機能
→専用のタンクに洗剤を入れておけば、あとは機械が勝手にに適正分量で洗剤等をいれてくれる機能。無くてもイイけどあったら便利な程度。 - 自動洗浄機能
→定期的な洗濯機内部の掃除をしてくれる機能。清潔さを保てるけど、どこまで信用すべきかは正直微妙なトコ。 - チャイルドロック
→洗濯機の中に閉じ込められてしまう事故を防ぐ機能。小さなお子様連れの人にはイイかも。 - スマホ連携機能
→Wi-Fiなどの無線LANで外出先から洗濯の予約などができちゃう機能。多分いらん。
ってな感じになる。正直この部分は無くてもイイものが多いから、買い手の生活スタイルに合わせてほしい。
ドラム式洗濯機の各メーカーの比較
ドラム式洗濯機のメーカー
- Panasonic(パナソニック)
- TOSHIBA(東芝)
- SHARP(シャープ)
- HITACHI(日立)
- AQUA(アクア)
ここからは、各メーカーの比較に入っていく。
上で述べた注目ポイントと価格を中心に比較していく。
価格は楽天市場の中で一番品揃えが良かった「Joshin web」で統一した。
なおモデルは2021年製品に限るので、そこだけご注意を。
Panasonic(パナソニック)
まずは皆さまご存じ、パナソニックのご紹介から。
様々な家電を販売していることで、バツグンのブランド力を誇るパナソニック。
コレと言ってクセの無い商品が多い。
サイズも容量も騒音も、マイナス点が無いのが特徴。
特にヒートポンプ式に限れば、他メーカーと比べても消費電力量も全体的に小さい。
おまけに付加価値もモリモリ。
ただし、機能面でバランスが取れてる一方、他メーカーよりも価格が高いので注意。
予算があって失敗したくない人、あるいは迷いたくない人はパナソニックを選んでおけばイイ。
メリット
- マイナス的要素が機能面で一切無い
- 十分な付加価値
- 消費電力量が少ない(ヒートポンプ式のみ)
デメリット
- 付加価値が要らない人は魅力が少ない
- 価格が高い
TOSHIBA(東芝)
続いては東芝。サザエさんを見てるとよく見るCM。それが東芝。
東芝のラインナップは20万円~30万円前半の中での商品が3つあることで、価格で選びやすいところがある。
予算が無くても付加価値を減らすことにより、ドラム式洗濯乾燥機を購入できちゃう。
さらに容量も大きく、一度に洗える量が増えるので家庭用としては活躍できそう。
デメリットは他メーカーと比べ騒音が大きいことくらい。とは言え、大した差ではなさそう。
また一番安いTW-95GM1Lについては、容量が少なく消費電力量も多い。
これだと後述するSHARP製品にあらゆる面で負けているので、存在意義を失いつつある。頑張れ東芝。
メリット
- 価格で選びやすい
- 洗濯・乾燥容量が大きい
デメリット
- 騒音がやや大きめ
- 最安モデルが他メーカーと比べてコスパが悪い
SHARP(シャープ)
空気清浄機でおなじみ、SHARP。
SHARPは安い割に機能モリモリで、コスパが爆発しまくっている。
30万あれば機能モリモリ付加価値MAX、さらには光熱費最安という夢のようなドラム式洗濯機が手に入る。
最安値は約16万で、ドラム式洗濯機デビューの方にも優しい。
唯一のデメリットはサイズが若干大きいことくらい。
それも奥行きが大きいから、向かいの壁との干渉が気になる。
最悪、扉を開けた際に全開できないなんてことも起こりえないので、採寸は慎重に。
メリット
- 価格が安い
- 消費電力量が少なく、維持費が安い
- 騒音が小さい
- 付加価値が多い
デメリット
- 本体サイズが若干大きい
HITACHI(日立)
日立のドラム式洗濯機は独自の乾燥方式のヒートリサイクルを導入し、「風アイロン」機能を実現。
コレが大きな魅力。
約300㎞/mの高速風を吹きかけ、低温乾燥することにより乾燥させる仕組み。
コレにより、乾燥効率を上げ省エネ性をを向上させただけでなく、高速風のおかげでシワを減らすことに成功。
またサイズの割に容量が大きいのもポイント。
「BD-NX120G」については一番容量が大きいモデルなのに、一番奥行きが小さくなっている。もはやバグ。
デメリットとしては騒音が大きめということと、価格が若干高くなるということ。
またヒートポンプ式に比べると、高速風を送る分消費電力量も大きくなっているので注意。
メリット
- シワになりにくい
- サイズの割に容量が大きい
- ヒーター式より消費電力量が少ない
デメリット
- 騒音が大きめ
- 価格がやや高い
- ヒートポンプ式より消費電力量が大きい
AQUA(アクア)
最後はAQUA。ナニソレ状態の人も多いと思うけど、安心してほしい。自分も初めて知った。
でもその商品たちは割と優秀で、ドラム式洗濯機界の「革命児」的な存在。
まず驚くべきポイントは圧倒的なサイズの小ささ。
他メーカーが越えられなかった「幅600mm、奥行き700mm、高さ1000mm」を切ってきているので、コレは狭い部屋に住んでいる人にとってかなり魅力的。
それなのに、容量も少なくない。むしろ大きい部類に入っちゃう。どうなってんだコレ。
消費電力量もまずまず。悪くはない。
ただし、革命児なだけあってデメリットもしっかりある。
まずは商品ラインナップが少ないこと。
価格差も1万そこそこしか変わらないので、付加価値が多い上位機種買えばイイか。とはならない。
下位モデルの方が消費電力量が少ないから、どっちを買えばイイのか分からん。
消費者を悩ませ過ぎ。AQUAのライバルはAQUA状態。
コレに限っては経営戦略ミスってるとしか言いようがない。今後に期待。
またブランド力も強くないので、このメーカーがつぶれたらサポートが一切効かないのは不安。
ブランドのパワーは大きい。
メリット
- 圧倒的にサイズが小さい
- サイズの割に容量が大きい
- 消費電力量が若干少ない
デメリット
- 商品ラインナップが少ない
- 商品選びに迷う
- ブランド力が弱い為、サポート面で不安
ドラム式洗濯機選びは慎重に
以上が各メーカーのラインナップ。
どのメーカーのどの商品も魅力的だから、これまた悩む。
これだけあると、その人の生活スタイルや性格によって商品選びが大きく異なってくるだろうハズ。
ということで近々「○○な人は△△がオススメ」的な記事も作る。予定。
決して安い買い物ではないので、みなさん失敗の無いよう選んでほしい。
自分も今一度、考えてみる。