先日の記事にて、収納付きベッドのデメリットを挙げさせてもらった。
そして松井家も遂に収納付きベッドを卒業してすのこベッドに移行。
通気性がイイとかスッキリするとか、色んなメリットがあるものの、これまであった収納スペースが失われたのは大きい。
ただでさえ一人暮らしの収納は少ないのに、ベッド下まで使えないのは苦痛。
ということでこの問題を解消すべく、いつものようにDIYすることを決意。
こんな方におすすめ
- すのこベッドを使っている
- 部屋の収納場所を増やしたい
- DIYで生活を便利にしたい
松井は収納付きベッドを卒業
前回記事でも紹介したけど、収納付きベッドはデメリットが多すぎ。
掃除ができなかったり、動かしずらいなどの小さなストレスが多すぎた。
ということで収納付きベッドを卒業し、晴れてすのこベッドに移行した。
詳しくは前回記事を見てほしい。
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【買うな】みんな買いがちの収納付きベッドのデメリット5選【体験談】
今宵も我がロボット掃除機「eufy」は大活躍なんだけど、そんな彼が活躍できない場所がある。それが「ベッド下」。 松井家のベッドはベッド下に収納が付いている「収納付きベッド」だから、ベッド下にはロボット ...
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すのこベッドは様々なメリットと引き換えに収納を失う
すのこベッドになって、メリットが多くなったものの、収納力を失った。
一人暮らしの部屋は、ただでさえ収納が無いのにベッド下を有効活用できないのは非常に痛い。
しかもベッド下ってすぐに取り出せる部分だから、爪切りとか文房具とか、使う頻度が高いものを入れておくのには最高な場所。
この収納力を失ってしまったのはデカイ・・・失ってから気づく、人は儚いものだ。
無いなら作ればイイんじゃない?
じゃあ無いなら自分で作ればイイんじゃない?っていういつもの考えからDIYを決意。
というかこの発想が当たり前にはなってるけど、最近異常だと色んな人によく言われる。
イイ意味でぶっ飛んでるらしい、イイ意味で。
ということで、ベッド下に収納を作ることを決意。
目標はすのこベッドのメリットを生かしつつ、最低限の収納を作ること。
- 通気性を害さない
- 重量を重くしすぎない
- ロボット掃除機を通れるようにする
この3つを意識しつつ、ベッド下収納をDIYしていく。
ニトリのカラボが最適解
でもそんな都合のイイDIYすぐに思いつくワケないよな。って色んな家具ブランドを見漁ってたら、それはあった。
自分の中の最適解が、ニトリ産の「カラボ」。
この商品は本来、カラボという収納チェストに専用のレールを取り付け、これまた専用のボックスを入れることで宙に浮かした収納を実現してくれる。
そこで松井は、このレールとボックスをベッド下につければ、宙に浮かせるような収納ができるんじゃない?という発想に至った。
ベッド下収納DIYで必要なもの
ベッド下収納DIYで必要なもの
- すのこベッド「Ark」
- カラボ&カラボレール
- 木の端材
- 1×4材
- 木ネジ(細長、細短)
すのこベッド「Ark」
必要な物というより前提みたいなもんだけど一応。
自分は「Ark」というすのこベッドを楽天市場で購入。
カラボを入れる側面部分が長かったのでコレにした。
おまけに木の風合いも良くて香りもイイ。おすすめ。
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カラボ&カラボレール
コレが今回のDIYのキモであるカラボたち。
必要に応じてカラーや数量、サイズを検討してほしい。
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木の端材
カラボレールを取り付けるための素材。
細いと耐久性が無くなるし、太いとカラボが入らなくなるという、サイズ選びのムズイ素材。
詳細は後程。
1×4材
ベッド裏の調整に使った木材。
ベッドによっては要らないかもしれないし、もっと太いものが必要な場合もある。
自分の買ったすのこベッドだと、1820mmの1×4材一つがピッタリだった。
木ネジ(細長、細短)
細長いものは1×4材に、細くて短いものはカラボレールの取り付けに使った。
コレも各々の素材やサイズ感次第だけど、ネジの頭が平な方が使い勝手がイイのでオススメ。
DIY計画と採寸
まずは準備。イメージは湧いたので、次は各サイズを元に計画していく。
カラボのサイズはレール込みで
最初にカラボのサイズから。
カラボは38×28×12(cm)なんだけど、ここで重要なのは幅に値する38cm。
コレはカラボだけの幅なので、レールがあることを考えると+1cmしないと後で詰む。
すのこベッドのサイズは脚から脚の間部分
次にすのこベッドの側面のサイズ確認。
全長はおよそ200cm程ではあるが、脚と脚の間から収納を設置することになるので、その間の長さがまず81cmずつ。一つの間にカラボ2つがギリギリ入るくらい。
次に幅。自分はダブルベッドを購入しているので、全長140cmほどだけど、これも脚と脚の間の長さが重要。ココが60cm無いくらいだったのでカラボ1つ分。
ということでカラボは全部で6つ入る計画にはなったんだけど、実用性を考えて1つ消してそこにタコ足配線を入れる。
ベッドで一つコンセントを隠してしまっているので、その負担をココで解消していく。
そのイメージ図が下の画像に簡単にまとめてある。
DIY手順
以下が今回の手順。
今回は手順が複雑かと言われるとそうでもないけど、その代わり一つ一つの丁寧さが求められる。
松井からは頑張れとしか言いようが無い。ガンバ。
①レール改造
まずはレールを改造していく。
ベッドの側面にはカラボを2つずつ設置するので、レールが4つ必要になる。
端っこに設置するレールは脚部分にネジ止めすれば簡単に固定できるが、真ん中部分は固定できるものが無いので、そこをうまく工夫していく。
ホームセンターで買ってきた木の端材にレールを背中合わせで固定。
この端材は太すぎるとカラボ2つ入れれなくなるし、細すぎると耐久性が無くなるので注意。自分は1cm程度のものを選んだ。
②ベッド裏の調整
お次はレール取付の為の準備。
ベッド枠部分と、枠を支えている柱部分で高さが違うので、なんとかする。
およそ2cmほど枠部分が高かったので、1×4材で高さ合わせ。
ココは枠内に収まりつつ、高さを合わせることができれば割とテキトーでイイ。
③レール設置
さあココからが本題。
①で準備した改造レールを脚と脚の間の中央に設置。
しっかり垂直にしないとあとで詰むので慎重にやる。
それができたら脚部分にレールの逆側を取り付け。
コレを側面4カ所、幅部分に1カ所取り付ける。
あとは余った端材をタコ足配線を設置する部分に取り付けて終わり。ココはホントにテキトーだったから写真も無い。
見た目スッキリで収納力バッチリのベッド完成
DIYの手順は以上、おつかれちゃん。
実際このベッドを使って一週間くらい経つけど、快適すぎ。
ロボット掃除機は気にせず掃除してくれるし、収納機能もあって使い勝手がホントにイイ。
少し耐久性に不安があるので重いものは入れられないけど、このサイズに合う重いものなんて中々無いから気にしない。
ベッドとデスクの配置的に一番奥にある引き出しが簡単に取り出せなくなったけど、そこには使わないけど捨てられないiPadの箱とかを入れることで解消。
使い方と工夫でなんとでもなる。
ニトリの今後にも期待
ニトリはカラボっていうスーパー便利商品を生み出してくれた。
カラボが無かったらこのDIYはできなかったハズ。
というか、むしろこんなベッドが発売していないのが不思議。
松井のこのベッドを参考にしてもらって製品化してほしい。