一人暮らしを始めてもうすぐ一年が経とうとしているが、
今回は自分が試したフローリングシートとフロアタイルの
実際に使ってみた感想とそのレビューについて紹介していこうと思う。
こんな方におすすめ
- 模様替えのためにフロアシート、もしくはフロアタイルをこう縫うしようか迷っている
- 部屋の雰囲気を変えてみたい
- フロアシートやフロアタイルの購入を考えている
そもそも、フロアタイル・フロアシートとはなにか
どちらも部屋の床に敷いて使うもの。
ラグやカーペットなどがメジャーだが、
これらに比べてタイルやシートは、
部屋全体に敷けるものとなっている。
なので床全面に統一感をもたらすことができ、
ラグやカーペットとは違った部屋の雰囲気を演出することができる。
フロアタイル
フロアタイルのメリット
ポイント
設置しやすい
質感がしっかりしている
設置しやすい
床の上に直接おいて並べるだけなので設置がとてもラク。
長い短いなどの長さ調整はカッター一つあれば十分可能なので、手間も少ない。
まとめて箱に入っていることが多いが、
一度開封してバラしてしまえば大した重さにもならないので、女性でも設置が容易にできる。
質感がしっかりしている
一枚一枚上部に作られている為、高級感が出る。
また素材もこだわりがあるものが多いので、
触りごごちも素晴らしい。
これを床全面に設置することができれば、
使い慣れて飽きた空間も一瞬で様変わりする。
フロアタイルのデメリット
ポイント
寒さに敏感
導入コスト高め
段差に弱い
寒さに敏感
まさに冬場は地獄。
タイルは布製ではないため、しっかりと冷える。
しかしこの上にカーペットを敷いてしまったらタイルの意味が無くなってくるため、
スリッパを使わざるを得なくなる。
導入コスト高め
こればっかりは仕方ないが、初期投資のコストが高い。
そもそも床全体に敷き詰めるわけだからそれなりにコストがかかっても仕方ないし、
一回買ってしまえば繰り返し使用できるからと思うかもしれないが、
それにしてもコストがかかりすぎる。
なのでタンスの下など、人が使わなかったり目の付きづらいところに限っては、
コストカットの観点から敷かなくてもよいかもしれない。
段差に弱い
これが一番致命的。
ドアの段差、床のちょっとしたでっぱりに非常に弱い。
前回の部屋だと押戸の部屋だったので、
扉の開閉に干渉する。
こうなるともうここには設置できない。
また床下収納もあったため、
この枠の部分だけ浮いてしまうということが発生する。
シートだとこの部分だけを切り抜いたり、
重ねて貼っても違和感ないが、
タイルはそうもいかない。
そこだけタイルを置かないと部屋の統一感がまったく無くなり、
タイルを設置する意味が無くなる。
タイル購入を検討している方は、設置場所の段差について今一度振り返ってほしい。
フロアシート
フロアシートのメリット
ポイント
導入コストが割安
段差が気にならない
導入コストが割安
タイルと違ってコストがあまりかからない。
かといって品質が悪いのかというとそこまで低下もしておらず、
十分に模様替えを楽しめる。
初期コスト重視で選ぶならシート一択。
段差が気にならない
先ほどのタイルで気になっていた段差をもろともしない。
というのも、シートはハサミでカットすることができるので、
柔軟に対応ができる。
また薄さもポイントでタイルよりも圧倒的に薄いので、
扉の干渉も少ない。
場所を選ばない点ではすごく使いやすい。
フロアシートのデメリット
ポイント
一回限りの使い切り
手間がかかる
一回限りの使い切り
シートなので一度貼ってしまったらそれは捨てるしかない。
また粘着力を高めて使おうと思っても、はがす際にシートが伸びきってしまうため、
再度、床に貼りなおすことは不可能に近い。
もしそれができたとしても粘着力を高めるのは至難の業であるため、
理想とは程遠い出来栄えになってしまう。
手間がかかる
これが一番のデメリット。
シートなので手作業で貼る、それが大変。
まずシートでロール状になって保管されている為、
基本的にくるくる回ってウザい。
また部屋が広ければ広いほどまっすぐ貼ることが難しくなるため注意が必要。
重ねて貼ってしまうと段差ができてしまうので几帳面な方は絶対に気になる。
その完成度を求めるとDIYを超えた業者レベルになってくるので、
手間をかけたくない方は一度見直した方がいい。
自分の導入例
自分は両方試しはしたが、どちらも欠点があるためハードルが高すぎる。
自分は転勤も多いため、繰り返し使えるフロアタイルを最初に選んだが、
次の物件で扉に干渉するかもしれない不安定さを感じて使用をやめた。即メルカリ行き。
その次にシートも試したが、こちらは手間がかかりすぎ完成度もイマイチとなってしまったため、
これを次の物件でもやらないといけないのかと思うと絶望した。これも余ったシートは即メルカリ行き。
転勤が多い自分には合わないと感じた。
タイルもシートも人を選ぶ。
どちらもまだまだ発展途上
結局、今自分の部屋では何も敷いてない。
それぞれの欠点が多すぎてあきらめてしまった。
というか一度やってみて、そこまでして床の雰囲気を変える必要が無いと感じた。
どうしてもやってみたいなら止めはしないが、
自分と同じ結論に至る人は多そう。
しかしこれで終わるインテリア業界ではないはず。
きっと弱点を克服して改良版が出ることだろう。
自分もまだ部屋の雰囲気づくりはあきらめていない。
今後の進展に期待していきたい。