過去2回にわたって「iPad」シリーズを紹介してきたが今回は第3弾「iPad mini(第5世代)」。自分もミニサイズを詳しく調べたことがなかった為、一緒に見ていこう。
こんな方におすすめ
- 「iPad」と「iPad mini」の違いを知りたい
- iPad miniのスペックを知りたい
- 気軽に持ち運べるタブレットが欲しい
尚、過去のiPad(第8世代)の記事とあわせてみていただけると違いが分かってくると思うのでよかったらどうぞ。
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【コスパ最高】iPad(第8世代)のスペック解析!買って損なし。
最近ブログ執筆作業で、パソコンに向かい合う機会が激増。さらに最近では、カフェなどに持っていく機会も増加。ということで持ち運びに便利なタブレットであるiPadの購入を検討。その中でも一番価格が抑えられて ...
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iPadの詳細スペック
ディスプレイサイズ | 7.9インチ |
本体サイズ(高さ×幅×厚さ) | 203.2×134.8×6.1mm |
重量 | 300.5g |
スペック | A12チップ |
カメラ | 8MP広角カメラ |
バッテリー | 最大10時間 |
コネクタ | Lightningコネクタ |
セキュリティ | 指紋認証 |
カラー | 3色(シルバー、スペースグレイ、ゴールド) |
値段/容量 | 50,380円/64GB
69,080円/256GB |
その他 | ディスプレイ加工あり |
※データはすべてWiFiモデル
注目ポイント
サイズ感
こちらのminiの最大の魅力であるディスプレイサイズ。大画面が正義っていうこの世の中に、あえて小さいサイズのiPadを投下してきたApple。重さも約300gという圧倒的な軽さも実現しており、リュックサックに入れてしまえば重さを感じることは無くなるだろう。もはや、あれ?iPadいれたっけってレベルに軽い。しかしこの7.9インチというサイズのディスプレイではタブレットにしてはあまりにも小さい。というのも、直近で出ているiPhone12 Pro Maxが6.7インチで、それよりちょっとだけ大きいだけなので、そこをどうとるかはユーザー次第。
スペック
処理速度のチップは「A12」。若干古くはあるが、まだまだ使えるスペックである為、7.9インチのディスプレイなら十分に活躍することができるだろう。ゲームも十分にプレイすることができるので、ちょっと大きめのディスプレイでスマホゲームしたいって方向け。
カメラ
こちらは8MP広角カメラ搭載。規格はiPhone6s時代のものといえど、ある程度の写真は撮れる。強いて言えば、夜景などの暗所撮影に弱いところか。
コネクタ
誰にも望まれていないLightningコネクタがここでも登場。とはいえ、大きなサイズのデータのやり取りはこのminiだときっと無い為、Lightningで十分かと。
セキュリティ
こちらもお馴染み指紋認証。Appleの指紋認証は精度も抜群だし、スピード感も爆速なので大丈夫。なハズ。
カラー
いつも通り3色展開。こちらはiPadと同じカラー構成。オーソドックスなカラー展開で幅広い客層に向けたものとなっている。
容量
64GBと256GBの二つの展開。画面の大きさ的に動画や画像の編集はほぼ不可能になってくる為、256GBの需要はほぼ無い。
値段
ディスプレイサイズの割に価格が高め。動画鑑賞や読書ならもっと低価格のiPad(第8世代)で十分な気がするが、自分は持ち運ぶときにストレスを感じたくないんだ!っていう強い信念がある人は買ってもいいと思う。心身が試される値段設定。
おまけ要素の増したディスプレイ加工
Air4に続いてのおまけ要素。今回のminiでは画面がさらに小さくなったのでおまけ感が増加。ディスプレイがレベルアップしたところで、このminiでガチガチのイラストや画像編集をする人は多くないので需要は少なめ。
持ち運び一点特化型タブレットのiPad mini。
気軽に持ち運べるサイズ感
様々な数字を見て頂けたら分かるが、このiPadは持ち運ぶことを前提に作られた一品。その為、最低限の処理能力で最小のサイズ感を実現。外出先のちょっとした時間に電子書籍を読んだり、動画鑑賞をすることで真価を発揮することができる。
使用用途は観賞とゲームくらい
人によってiPadを何に使うか異なってくるが、こちらのiPad miniだとできることが限られてくる。ディスプレイが小さいため、動画や画像の編集などといったクリエイティブな作業は向いていない。このディスプレイサイズだと非効率的だし、容量も足りなくなってくる。その容量を増やすためにハブを使って外部ストレージを持ち運んだり、効率化のためにキーボードを常備していたらminiの長所の持ち運びの良さが無くなってしまう為、推奨しない。となってくると動画や読書、ウェブブラウジングなどと言った観賞用か、ゲームをするくらいに絞られてくるため、使用用途があらかじめ決まっている方以外はこのiPadをオススメはできない。